2015年11月25日水曜日

週末は舞台ふたつ

三連休は愛知県の私学の高校生たちによるイベントふたつにおじゃましてきました。



土曜はこちら

お世話になっているジャズシンガーjunkoさんのバンドによる演奏と、junkoさんのお母様でラジオDJリコタンこと岡本典子さんの朗読による戦後70年企画『LOVE PEACE NOT WAR,REMEMBER 8.15』の再演。
相変わらず素晴らしいjunkoさんバンドの演奏はもちろん、初めて聴くお母様の強く美しい声に胸を打たれました。
特攻隊員からの手紙や、お話「すみれ島」の朗読に思わず涙が出る

今の難民問題もそう、テロや空爆もそう、ニュースを見るたびに、毎日胸がつぶれるような気持ちです。
戦争の時、赤ちゃんに満足にお乳をあげられなかったお母さんはどんなに悲しかったか、大切に大切に守り育てた子供を特攻に取られたお母さんは、どんなに辛かったか、、、母になってよく分かるようになりました。
そしてそんな悲しいことが今まさに世界で同じように起こっています。
私たちに何ができるか考え、小さなことでも行動しなければいけないと思います。





お写真はjunkoさんのフェイスブックから許可を得て拝借しました。
junkoさん(vo)
渡辺ショータさん(pf)
日景修さん(b)
岡本典子さん(朗読)






そして月曜はこちら
女優、市原悦子さんによるお話と朗読のステージ。
子供たちの書いた詩や、古い民話、それに宮沢賢治の「猫の事務所」の朗読が聴けました。
それに、市原さんご自身のお話も。
ほそい声、ふとい声、可愛らしい声、迫力のある声、、、
この静かに佇む一人の女性から、こんなにも大きな声が出て、こんなにも色々な人物(動物)が出てくるなんて、テレビでは当たり前のように見ているけれど、きっとそれをつくり、維持するための努力というのは相当あるのだろうなぁと思いました。



junkoさんバンドとリコタンさん、それに市原さん、どちらも、プロの凄みを目の当たりにした舞台でした。
すごいなぁ。


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子供の頃に小さなサーカスを見たことがあります。
目の前で見ていると、その息遣いや、筋肉の震えまでもが鮮明に見えて、思わず息をのんだ。
生で観る舞台は生々しく、新鮮そのもので、ピンと張った緊張感があります。
それを日々創り上げているプロの方は本当に凄い!としみじみ思ったのでした。。。

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